Azumasy Desktopはテクノルのオブジェクトストレージ「Azumasy Storage」とPC用仮想化ソフトウェアであるアップデータ株式会社の「ShadowDesktop」を組み合わせたサービスです。
Shadow Desktopは、PC内のファイルをクラウドへ仮想化します。PCにユーザーデータを保存しないため、情報漏洩リスクを軽減できます。PC動作は導入前後で全く変わりません。
VDIなどの仮想PCソリューションにくらべ、低コストで導入が可能です。
会社通勤が困難な方向けの在宅ワークに、出張や外出時の移動時間でのモバイルワークなど、時間や場所にとらわれない柔軟なワークスタイルに対応します。
情報漏えい対策
Shadow Desktopではデータを仮想化しているので、読み取ることはできません。PCを紛失したり盗難に合った場合でも、情報を漏洩するリスクを大幅に低減できます。
書き込み制御
書き込み制御機能を利用すると、許可されたフォルダー以外へはデータを保存できなくなります。仮装対象ディレクトリ以外へのデータ書き込みを制御し、USBメモリやCドライブ直下などにもデータの保存を禁止することができます。
バックアップ
Shadow Desktopはバージョン履歴機能を標準装備しているので、誤って上書きしたり、万が一ランサムウェアに感染しても、全てのファイルを正しいバージョンに戻すことができます。
バックアップオプションを利用すると最大99世代まで世代管理することが可能です。
バージョン履歴機能を使ったデータ復元の動画です。
ワイプ機能
HDDやSSDのデータを完全に消去
HDDやSSDなどの不揮発ストレージに保存されたデータは、ファイルを削除しても、実はストレージ上に残り続けます。
その為、データ復旧ソフトなどを利用すると簡単にデータを復元する事が可能です。
PCを紛失した際も、Windowsなどへログインできなくても、HDDやSSDを取り外してデータ復旧ソフトで読み取る事が可能です。
Shadow Desktopで保護されていない部分を完全消去
Shadow Desktopでは、データを暗号化してキャッシュするので、読み取られる心配はございません。
しかし、万が一を考慮して、ストレージを完全消去したい場合は、ワイプオプションをご利用下さい。
ブラウザのキャッシュやOSなどのHDD/SSDのデータを完全消去するので、万が一PCを紛失した際や、PCを廃棄する際も、読み取られる心配がなくなります。
ワイプオプション発動条件
・Windowsへのサインインに規定回数失敗した場合
・オフラインの状態が規定日数続いた場合
・管理システム(SDM)から、ワイプの実行が指示された場合